『ポットに入っている水、これって誰が最後に何時変えたのかな…?』から始まりました。
B4の本城です。
krlabの休憩スペースには、ポットとコーヒーメーカーがあります。
当然、これらを使用するために水を入れる必要があるのですが、やっぱり新鮮な水で飲みたいですよね?
そんなわけで、ラズベリーパイとタッチパネルを使って水換え管理システムを作りました!
- ポットの水が、何時間前に変えられたか
- コーヒーメーカーの水が、〃
- ポットが、何時間前に清掃されたか
- コーヒーメーカーが、〃
の4つの情報を管理することができます。
実は4月初頭からβテストを行っていて、5月から正式稼働しました。
使い方は、水を換えたり、掃除をしたりしたら、その後にラズパイのディスプレイの『RESET』をタッチするだけ。
時刻情報がサーバに送られ、データベースの情報が更新されます。
水換え管理モードと清掃管理モードはワンタッチで切り替えられます。(下画像は清掃モード。たわしのアイコン。)
背景を緑色にすることで、現在のモードはひと目で分かります。
さらに、長期間掃除をしていないと警告マークが出る仕様なので、日頃こまめな清掃にも繋がるでしょう。
そしてなんと、”リアルタイム” で水換え情報の更新を見ることができる機能付きです!
(時刻のログをリアルタイムで見る必要があるのかと言われればそうですけれども……)
今回のシステムのアーキテクチャ図は以下のようになります。
簡単に言うと、redisとwebsocketを使って、時刻データをリアルタイムに反映させています。
また、ブラウザ上での表示はBootstrapとChart.jsを使って管理画面っぽく仕上げてみました。
このグラフは研究室内から自由に見ることができるので、お互いに清掃状況などを共有することができますね!
また、メディア系研究室ということで、専用ラズパイケースも3Dプリンターで作成しました。
このケースのモデルはB4の太田君が作成しました。
メンテナンスがしやすいようにUSB接続端子の部分に穴を開けてくれたり、CPUの排熱を考えてくれた設計をしてくれました!
このケースのおかげで冷蔵庫の側面に貼り付けることができ、休憩スペースを有効に利用できています。
↑ 印刷中の様子
新鮮な水を飲むことで、ますます研究が捗るかもしれませんね!?