有機物をモデルとしたモデリング等、なめらかな曲面が要求されることがあります。
しかし、単純にジオメトリを増やしただけでは、編集の手間が非常に負担になります。
こういった際に、再分割曲面を使います。
再分割曲面のアルゴリズム、基本的にはこちらを使います。
ベジエ曲線と違い、ジオメトリの頂点を通らないため、モデルが一回り小さくなります。
再分割曲面を使うときは、その考慮が必要です。
単純に分割するのみ、全体のジオメトリを増やすことになります。
範囲指定をして[W]より、細分化を行うほうがいい場合が多いです。。
3Dビュー上での分割回数。分割回数を増やすと倍々でジオメトリの数が増えて行きます。
1回で辺が2つ、2回で辺が4つに分割されるため、面は4つ、16と非常に数が大きくなり、マシンに負担をかけることになるます。
そのため、ビュー上では分割回数を減らし大雑把な再分割曲面を表示するためにあります。
--レンダー
レンダリングの際に用いられる分割回数。
良いモデルを得るため、通常ビューよりも大きな数が選ばれますが、大きすぎるとレンダリングに非常に時間がかかるため、ほどほどにしましょう。
UV展開をした際、展開図に影響を与えるかどうかを選ぶ事ができる。
分割回数を4に増やした時のメッシュ
また、再分割曲面の強度を調整することが出来ます。これは、角ばった辺を表現する際に便利です。
辺を選択し、[辺データ]->[クリース]を0から1の間で調整します。