戦車等に用いられるキャタピラを作っていきましょう。
「同じ形の物」が「あるカーブに沿って続く」オブジェクトを作る時に利用できます。
[Shift + A]で、キャタピラの元となる立方体を追加しましょう。
編集モードで立方体を(x,y,z)=(20cm,40cm,5cm)にします。
この時、オブジェクトモードでスケールを変更すると上手くいかなくなる可能性があります。
配列複製とカーブを追加します。
配列複製を[カーブに合わせる]にし、一定のオフセットに1cmを追加します。
以降一部の画像では、定数で指定になっていますが、カーブに合わせるで問題ありません。
オブジェクトモードに戻り、[Shift + A]でベジエ曲線を追加します。
キャタピラを並べるような形にします。
頂点の追加は[E]の押し出しでできます。また、端末同士をつなげる場合は[F]で頂点間をつなげることができます。
頂点から出ているバーはハンドルといい、頂点前後のカーブの調整が可能です。[V]キーでハンドルタイプを設定できます。
カーブとキャタピラパーツが用意できたら、キャタピラのモディファイアの設定を行います。
配列複製の[カーブに合わせる]とカーブの[オブジェクト]にベジエカーブを設定します。
このようにして作成する事ができます。
もう少し実践的にキャタピラを使いやすくしましょう。
現状では、ベジエカーブとキャタピラパーツが別々になっているため、ベジエカーブを動かすと上手く円環にならなくなります。
立方体をドラッグ・アンド・ドロップして、ベジエカーブにペアレンツ設定をしましょう。
こうすることで、キャタピラの形を維持したまま、回転と移動をすることができます。
また、キャタピラパーツのX軸を移動させることで、円環の開始位置を変更することができ、実質的にキャタピラを回転させることができます。